マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、試合開始前の態度が相応しいものではなかったとして2名の選手を激しく叱責していたようだ。13日に英紙『デイリー・メール』が報じている。
問題とされているのは、現地時間10月23日に行われたプレミアリーグ第9節チェルシー戦の数時間前だ。当時、放出リストに名前が書かれているとされているGKセルヒオ・ロメロとDFマルコス・ロホの2名のアルゼンチン代表選手が、チームが宿泊していたホテルに美容師を呼んだと報じられている。
そこでモウリーニョ監督は、リスペクトや試合への集中力があまりにも欠けているとして2名の選手の態度を激しく叱責し、冷静さを失ったという。結局、その後に行われたモウリーニョ監督にとっての古巣との対戦で、ユナイテッドはチェルシーに0-4で大敗。チェルシーとの対戦では過去17年間で最悪の敗北を喫してしまった。
ユナイテッドでは先日、モウリーニョ監督がDFルーク・ショーとDFクリス・スモーリングの欠場に対して不満がある様子だったと報じられている。どちらも100%のプレーができるコンディションではないという理由でスウォンジー・シティ戦に欠場したが、痛みに耐えてでもプレーするメンタリティが欠けているなどといった理由で、同監督は両選手を信頼していないのではないかといったことが報じられた。
ロメロとロホの2名の選手はこのチェルシー戦には出場しなかったが、もしこの情報が確かならば、彼らの態度が少なからずこの試合に影響を与えた可能性はありそうだ。
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