敗戦から2ヶ月後のリベンジマッチ
2006年11月の試合で先制ゴールを奪った田中マルクス闘莉王(写真はトリニダード・トバゴ戦時のもの)【写真:Getty Images】
AFCアジアカップ予選(2006年11月15日)
【試合結果】
日本3-1サウジアラビア
【得点者】
田中マルクス闘莉王(20分)
我那覇和樹(29分)
アルカフタニ(33分)
我那覇和樹(50分)
アウェイでの敗戦から2ヶ月。札幌にサウジアラビアを迎えた日本はリベンジを果たす。
20分に田中マルクス闘莉王のゴールで先制すると、我那覇和樹が29分に追加点を奪って突き放す。33分、アルカフタニに1点を返されるも日本の勢いは止まらない。川崎フロンターレで印象的な活躍を見せ、オシムジャパンに招集されるようになっていた我那覇がこの日自身2点目を決め、試合を決定付けた。
同じく川崎Fの中村憲剛もオシム監督に見出された選手の一人で、その後の日本代表を支えていくことになる。
予選では1勝1分で終わった両者。本大会で決着をつけることとなった。
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