ドイツワールドカップ後の一戦
ドイツワールドカップ後、日本代表監督に就任したイビツァ・オシム氏【写真:Getty Images】
AFCアジアカップ予選(2006年9月3日)
【試合結果】
日本0-1サウジアラビア
【得点者】
アルドサリ(73分)
レバノンでの歓喜から約6年後、日本とサウジアラビアは再会を果たした。
日本はこの年、ドイツW杯で惨敗しグループステージ敗退を余儀なくされた。黄金世代がピークを迎え、一時代を築いた彼らの集大成の大会となるはずだった。しかし1勝も挙げることができず大会を去ることになった。
ジーコ監督の後を引き継いだのはイビツァ・オシム監督。考えて走るという概念を日本サッカーに与え、教え子である羽生や巻といった面々を重宝。
この試合もドイツ大会のメンバーを残しつつ、新たな世代を積極的に起用した。しかし、アルドサリにゴールを奪われると、反撃もむなしく敗戦を喫した。
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