トルシエジャパン時代のアジアカップ決勝
サウジアラビア戦で決勝ゴールを奪った望月重良【写真:Getty Images】
AFCアジアカップ決勝(2000年10月29日)
【試合結果】
日本1-0サウジアラビア
【得点者】
望月重良(30分)
日本代表がアジアカップで最も強さを発揮したのが、この2000年大会だった。
サウジアラビアとはグループステージで対戦し、4-1と快勝。再び激突した決勝戦は一進一退の攻防が続いたが、望月重良のゴールでスコアを動かすと、最後まで1点を守りきって優勝を果たした。
当時のトルシエジャパンはベテランの中に少しずつ若手が台頭してきた頃で、年齢のバランスも良かった。その後、黄金世代が本格的にチームの中心となり、すでに海外で地位を築いていた中田英寿を組み込みながら、強化を進めていくこととなった。
【次ページ】ドイツワールドカップ後の一戦