オランダ代表のメンフィス・デパイ【写真:Getty Images】
エバートンのロナルド・クーマン監督は、マンチェスター・ユナイテッドのオランダ代表FWメンフィス・デパイの獲得を望んでいることを認めた。13日にオランダ『フォックス・スポーツ』が伝えている。
昨シーズンの大型補強として期待されたデパイだが、真価を発揮しきれなかった1年目に続いて、2年目の今季はさらに苦戦。ジョゼ・モウリーニョ監督の信頼を得ることができず、プレミアリーグではここまで合計でわずか20分間という短い出場時間しか与えられていない。
クーマン監督は同じオランダ出身であるデパイの獲得に関心を抱き、現地時間9日に行われたオランダ対ベルギーの国際親善試合を同選手を視察する目的で訪れたと報じられていた。その憶測は事実だったようだ。
「彼には試合に出場することが必要だ。メンフィスは興味深い選手だよ」とクーマン監督は語る。「私は彼を冬にエバートンへ連れてきたいと思っている。我々はいつもビッグクラブの若い選手たちに目を向けている」と獲得への関心を認めた。
昨シーズンまで率いていたサウサンプトンでも、クーマン監督はPSVに所属していたデパイの獲得を望んでいたという。「メンフィスがマンチェスター・ユナイテッドに行く前に、サウサンプトンに欲しいと思っていた。だが彼はユナイテッドを選んだんだ」と語った。
PSVでオランダ・エールディビジの得点王に輝いたデパイは現在22歳。ユナイテッドとの契約を2019年まで残しているが、出場機会を求めてクーマン監督の誘いに応じる可能性もあるのだろうか。
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