台湾がグアムに勝利【写真:CTFA】
グアム代表のダレン・サワツキー監督は、台湾に0-2で敗れた土曜日の試合で序盤のうちにジャスティン・リーがロッカールーム行きを命じられた判定を批判している。
この退場処分により70分以上を10人で戦うことになったマタオ(グアム代表の愛称)は、男子EAFF E-1 Football Championship 2017予選第2ラウンドで1勝も挙げられずに大会を終えることになった。
リーは中盤で台湾のDFチェン・チャオアンと衝突したあと、相手選手の顔面を蹴ったように見えた。「ビデオを見て確認したい」とサワツキー監督はこの場面についてコメントしている。「だが、いつも試合に勝つことができなければ、ランクが上のチームの方が有利な判定を受けるものだ。それは若い選手たちが教訓としなければならないことの一つだ」
「今日のジャッジが良かったとは全く思わない。だが、もう一度プレーを見直してみたいと思う」
現在は中国で指揮を執るギャリー・ホワイト前監督からチームを引き継いだサワツキー監督は、2019年AFCアジアカップ予選に向けて、チームを改善しなければならない部分は大きいと認めている。
「この大会は私にとって、我々が何を持っているかを確認するための機会だった。チームは必死に戦ってくれているが、選手層を改善していかなければならない」と指揮官は語った。
一方、監督就任から1週間あまりで初の白星を挙げた台湾の黒田和生監督は、選手たちの奮闘に満足した様子を見せている。
「グアムは非常に強いチームで、我々もよりプレーを向上させることを強いられた。激しく当たってくるチームであり、大きなダメージも受けた。だが選手たちは終了の笛までよく戦ってくれた」と日本人指揮官は話している。
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