パリ・サンジェルマンのチアゴ・シウバ【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)のDFチアゴ・シウバの代理人は、移籍先として噂されるユベントスとの接触を否定した。12日付の伊メディア『トゥットメルカートウェブ』がインタビューを伝えている。
PSGの守備の要でありキャプテンも務める32歳のシウバだが、今シーズン末までとなっている契約が満了すればフランスを去るのではないかとの見方もある。古巣ミランへの復帰や、イタリア王者ユベントスへの移籍の可能性も盛んに噂されてきた。
だが代理人のパウロ・トニエット氏は、有力な移籍先候補として噂されたユベントスとの接触を否定した。「チアゴのような選手を多くのクラブが欲しがるのは普通のことだ」としながらも、「ユベントスと話はしていない」と断言している。一方で、イタリア以外の複数クラブが関心を示していることを把握しているとも認めた。
PSGとの契約に関しては、今季末で満了だと定められてはいるが、チームが来季チャンピオンズリーグに出場すれば自動的に1年延長される条項があると説明。契約延長交渉の現状については、「今までのところ話はしていない」が、「12月に話をして、延長すべきなのか、他の選択肢を考慮すべきなのかを検討したい。PSGのオファー次第だ」と述べている。
シウバ自身も先日、「ここに残留したい」と宣言し、PSGを離れる可能性を否定していた。国内リーグ5連覇と欧州でのさらなる飛躍を目指して戦うクラブで、今後も活躍を続けていくのだろうか。
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