北朝鮮代表と香港代表の選手たち【写真:EAFF】
男子EAFF E-1 Football Championship 2017予選第2ラウンドの第3戦が12日に行われ、北朝鮮代表が香港代表を1-0で下して来年日本で行われる本大会に駒を進めた。
引き分け以上で本大会出場が決まるヨルン・アンデルセン監督のチーム(北朝鮮代表)は、序盤から香港のアレックス・アカンデやゴッドフレッド・カリカリのような帰化アタッカーたちにチャンスを作らせなかった。
ファウルが増え、ピッチ上が熱を帯びてくると、北朝鮮のチョン・イルファンが香港のリュン・チョンポンからボールを奪い、DFをかわしてGKの頭を越すループシュートをゴールネットに入れた。
香港は今大会初失点への対応に苦労した。アカンデは9日に行われた台湾代表戦で4ゴールを挙げたが、ペナルティエリアへ入るたびに北朝鮮のDFたちに囲まれ、ゴールを狙える機会はほとんどなかった。
後半、指揮官の自信は不安定だった。北朝鮮はボールを支配し、中盤でパスを回し続けた。香港のフラストレーションは、ロベルト・アフォンソ・ジュニオールが北朝鮮のアンデルセン監督と口論になった場面に現れた。
多数のファンがピッチサイドから審判団への批判を叫ぶなど、ホームの試合に集まった数千人のファンには忍耐が不足していた。
キム・パンゴン監督に率いられた選手たち(香港代表)は逆転に2得点が必要だったが、最後までゴールを割れず。北朝鮮が試合終了の笛で2大会連続の予選突破を祝った。来年の男子EAFF E-1 Football Championship 2017本大会では日本、韓国、中国と対戦する。
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