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台湾女子の柳楽監督、韓国との決戦へ意気込み「勝てるやり方を見つけたい」

text by 編集部 photo by CTFA

EAFF
台湾がグアムに勝利【写真:CTFA】

 金曜日に行われた女子EAFF E-1 Football Championship 2017予選第2ラウンドの台湾戦に1-8で敗れる結果となったが、グアム代表のベリンダ・ウィルソン監督はポジティブな部分が多く見られた試合だったと捉えている。

 開始わずか2分でゴールを奪われながらも、マサカダ(グアム女子代表の愛称)は反撃に転じ、ペイジ・サーバーの個人技で同点に追いつくことに成功。さらに何度か逆転ゴールにも迫ったが、前半の最後の15分間には台湾がゴールラッシュを見せて再び主導権を奪い返した。

「早い時間にゴールを許すのは決して素晴らしい入り方ではないが、よく取り返すことができた」とウィルソン監督は試合後に語った。「相手に対して何度も問題を生み出し、1点を返すことができたのは非常に嬉しく思っている」

「私はこのチームに自信を持っている。新しいことへのトライを続けてきて、選手たちはその挑戦を受け入れてくれている。もう少し落ち着いてプレーすることが必要な部分もあるが、それができるようになれば結果を出せるはずだ」

 そのグアムを下した台湾の柳楽雅幸監督は、韓国と対戦する最終戦が大きなチャレンジとなることを認めている。韓国はグアムと香港に連勝を収め、実に27得点0失点という数字を記録している。

「韓国は強いチームで、攻守両面のバランスが取れている。彼女たちと戦えるのは光栄なことだ。戦略を立てることができる時間は2日間あるので、勝てるやり方を見つけ出したい」と日本人指揮官は語った。

 月曜日に香港フットボールクラブ・スタジアムで行われる最終戦では、まず香港とグアムと対戦。続いて韓国と台湾が激突する。

【了】

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