チェルシーのジエゴ・コスタ【写真:Getty Images】
チェルシーは、現在リーグ得点王を快走するFWジエゴ・コスタとの契約更新を急ごうとしているようだ。その背景には、あの古巣チームからの接触を恐れているからだという。12日、スペイン紙『アス』が報じている。
同紙は、英国紙『デイリー・メール』が、チェルシーが、コスタの古巣アトレティコ・マドリーが彼の獲得に動く前に契約更新をしたいという思惑を持っていると報じたことに反応。
そして、『アス』紙は、アトレティコが、この直近の3度の移籍市場のオープン期間にコスタ獲得に動いていており、最近もディエゴ・シメオネ監督が、FWケビン・ガメイロを獲得する前の第一ターゲットがコスタであったことを明かしていることについて言及している。
一方で、チェルシーのアントニオ・コンテ監督は、現在得点王のコスタを彼のプロジェクトに不可欠と考えており、ロマン・アブラモビッチ会長に、2019年6月で終了する契約の更新と待遇の向上を訴えているということだ。同様に、テレビ放映権大幅に収入が増加したアトレティコへの脅威を認識しているということである。
つい先日も、スペイン代表合宿でマドリードに戻ったコスタが、シメオネ監督と会食をしていたことがメディアを賑わせていたばかりである。また、コスタ自身もアトレティコへの愛着をしばしば口にしている。チェルシーは、この両者の関係に先駆けてコスタとの契約更新ができるのだろうか。
【了】