ドイツ代表のセルジュ・ニャブリ【写真:Getty Images】
現地時間11日に行われたロシアW杯欧州予選の試合で、ドイツ代表のFWセルジュ・ニャブリはサンマリノ代表に対して代表デビュー戦でのハットトリックを達成した。ドイツサッカー連盟(DFB)によれば“40年ぶり“の快挙だという。
今年8月のリオデジャネイロ五輪で得点王に輝いた21歳のニャブリは、A代表にも今回初招集を受け、サンマリノ戦に先発して代表デビュー。力の劣るチームが相手とはいえいきなりのハットトリックを達成し、8-0での大勝に貢献した。
ニャブリは開始9分、相手のクリアミスからのボールを受けてチームの2点目となるゴールを記録。後半にも58分、76分と同じような形で裏に抜け出してさらに2点を加えた。
DFBが伝えたところによれば、ドイツ代表デビュー戦でのハットトリックは1976年にディーター・ミュラー氏が達成して以来だという。ミュラー氏は76年6月に行われた欧州選手権準決勝のユーゴスラビア戦で西ドイツ代表(当時)にデビューし、交代出場でハットトリックを達成している。
ドイツはサンマリノ戦も含めてここまで4試合で無失点の4連勝と順調。2位北アイルランドを早くも5ポイント引き離して首位に立ち、W杯出場に向けて前進を続けている。
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