先月行われた、バレンシアvsバルセロナの一戦で、ゴールを祝うバルセロナイレブンに向けペットボトルを投げつけたバレンシアサポーターへの処分が発表された。10日、スペイン紙『アス』が報じている。

　これは、リーガエスパニョーラ第9節バレンシアvsバルセロナの一戦で、アディショナルタイムにリオネル・メッシが決勝点となるPKを決め、そのゴールを祝うバルセロナイレブンの輪の中に、バレンシアサポーターからのペットボトルが投げ入れられたというもので、物議を呼んでいた。

　スポーツにおける対暴力、差別、人種排斥、不寛容への国家委員会は、このペットボトルを投げ入れた17歳の少年に対し、3001ユーロ（約34万7000円）の罰金と6ヶ月間のバレンシアのホームスタジアム、メスタージャへの入場禁止というペナルティを課した。

　この一件では、すでにバレンシアに対し1500ユーロ（約17万3000円）の罰金が科されていた。また、本件については、スペインプロリーグ機構のハビエル・テバス会長が「ボーリングのピンが倒れたみたいだった」とバルセロナの選手たちへ皮肉を述べ、それに反発したバルセロナとの舌戦も繰り広げられるなど、大きな波紋を呼んでいた。

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