大迫、凱旋試合で2ゴール
【日本 4-0 オマーン キリンチャレンジカップ】
11月11日にキリンチャレンジカップが行われ、日本代表はオマーン代表と対戦。清武弘嗣のアシストから大迫勇也が2ゴールを決めるなどして、日本が4-0の勝利をおさめている。
2018年W杯アジア最終予選では、ここまで2勝1分1敗のグループ3位につけている日本。15日にはグループ首位のサウジアラビア代表との試合を控えているが、その試合を前にテストマッチとしてオマーン戦が行われた。
今回のスタメンにはJ1リーグで切れの良いドリブルからゴールを量産していた横浜F・マリノスの齋藤学、ケルンで好調を維持している大迫、A代表デビューとなる永木亮太などが名を連ねている。
試合開始して25分、左サイドから仕掛けた齋藤がゴール前にボールを入れると中央で本田圭佑がシュートを放つ。これは惜しくも相手に当たってゴール左に外れた。続く27分にも大迫が前線でボールを奪いシュートを放ったが相手GKにセーブされている。
それでも32分、清武がゴール前にふわりとしたボールを入れると大迫がヘディングシュートで先制点を決めた。かつて鹿島アントラーズに所属し、長年戦ってきた県立カシマサッカースタジアムでの凱旋試合ゴールとなっている。そして、41分にもゴール前で相手の守備を崩し、またも清武のラストパスから大迫がゴールを決めた。
その後も日本は57分に本田、59分には清武がシュートを放ち追加点を狙いにいく。すると64分、途中出場の浅野拓磨がPKのチャンスを獲得し、そのPKを清武が冷静に決めてリードを3点に広げた。最後に小林祐希がゴールを決めて勝負あり。結局、日本は無失点で試合を終え4-0の勝利をおさめている。大一番となるサウジアラビア戦に向けて弾みがつく快勝となった。
【得点者】
32分 1-0 大迫(日本)
41分 2-0 大迫(日本)
64分 3-0 清武(日本)
90分+4分 4-0 小林(日本)
【了】