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吉田、中東勢との対戦は「カウンターに備えないと」。古巣のJ2降格に「落ちるのは嫌」

text by 編集部 photo by Getty Images

吉田麻也
吉田麻也【写真:Getty Images】

 日本代表は10日、キリンチャレンジ杯・オマーン戦(11日)、ロシアW杯アジア最終予選・サウジアラビア戦(15日)に向け、茨城県内で練習を行った。

 所属クラブで出場試合を増やしている吉田麻也。日本代表でも引き続きピッチに立つはずだが、「やっぱりセットプレーからの失点が多いので、そういうところをなくすこと」が大事だと話す。さらに「一つひとつのミスが失点につながっていると思う。そういうところをももうちょっと神経使ってやっていければ、もっと守備を安定させられる」と述べた。

 今回の試合は「僕らが(ボールを)保持する時間が長くなる」と予想する。不用意な失い方には注意したいところで、吉田も「典型的な中東のチームとやる時はいつもそうだけど、カウンターに備えないといけない。いい守備をすればいい攻撃に繋がると思う。より前回よりアグレッシブになると思う」と展望した。

 また、かつて所属した名古屋グランパスのJ2降格についても言及している。「落ちるのは嫌です」と吉田。クラブ内部に関する報道も目にしたようで「中1の時から言ったら、グランパスの選手だったけど、グランパスのファンでもある。いちファンとしては非常に心痛い記事がたくさん出てくるなあと感じる」と語り、肩を落としていた。

(取材:河治良幸、文・構成:編集部)

【了】

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