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東京V、45歳永井秀樹が引退を発表。カズに次ぐ現役2番目の年長選手

text by 編集部 photo by Getty Images

永井秀樹
東京ヴェルディの永井秀樹【写真:Getty Images】

 J2の東京ヴェルディは10日、MF永井秀樹が現役を引退することをクラブ公式サイトで発表した。

 現在45歳の永井は、横浜FCの49歳FW三浦知良(カズ)に次ぎ、現在のJリーグで2番目の年長選手。1993年のJリーグ開幕初年度から現在までプレーを続けているのは、永井とカズのほかJ3ブラウブリッツ秋田のMF伊東輝悦の計3人だけだった。

 12日に味の素スタジアムで開催される今季のJ2ホーム最終戦、セレッソ大阪との試合で永井の引退セレモニーが開催されるとのことだ。本人からのコメントもその際に発表されることが予定されている。

 永井はJリーグ開幕前年の1992年にヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)に加入。福岡ブルックス(現アビスパ福岡)、清水エスパルスへの期限付き移籍を経て1998年に横浜フリューゲルスへ完全移籍し、翌年にはクラブ合併に伴い横浜F・マリノスの一員となった。

 2001年に復帰した東京Vで2年間プレーしたあと、大分トリニータを経て九州リーグのFC琉球へ。2006年にはJ2に降格した東京Vに再び復帰し、翌年までプレーした。2008年に再加入したFC琉球ではJFLで6年間を過ごし、2014年には東京Vに5度目の復帰。40歳を過ぎた年齢ながらもスーパーサブ的に起用されチームに貢献していたが、今季は2試合目の出場となった6月のFC岐阜戦で負傷し、長期離脱を強いられていた。

 通算ではJ1で191試合、J2で76試合など公式戦461試合に出場し、71ゴールを記録。日本のプロサッカー黎明期を知る男が、また一人スパイクを脱ぐことになった。

【了】

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