久保裕也【写真:Getty Images】
日本代表は9日、キリンチャレンジ杯のオマーン戦(11日)とロシア W 杯アジア最終予選のサウジアラビア戦(15日)に向けて茨城県内で練習を行った。
約4年半ぶりとなる日本代表復帰を果たした久保裕也。今夏のリオデジャネイロ五輪ではエースストライカーとして活躍が期待されたが、所属クラブの事情で出場は叶わなかった。当時の気持ちを「残念だったけど、切り替えるしかなかった」と振り返る。
五輪を諦めてクラブでのプレーに集中し、最近はコンスタントに得点を奪っている。久保は「チームにフィットしているけど、得点も結構ラッキーというか、簡単なゴールが多い」と話すも、点取り屋として成長を続けているのは間違いない。結果を出し続けたことが代表招集につながった。
今回は久保だけでなくドイツで好調の大迫勇也も招集されている。2トップも可能なメンバーが揃うが、久保自身は「どういうシステムであれ、攻撃的な選手なので、どこからでも狙えるような貪欲さは見せていきたい」とゴールしか見ていない。欧州で進化を続けるストライカーは、ハリルジャパンに何をもたらすだろうか。
(取材:河治良幸、文・構成:編集部)
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