人気シリーズのテレビゲーム「FIFA17」【写真:Getty Images】
イングランドリーグ4部のレイトン・オリエントに所属する19歳のGKサム・サーガーントは、エレクトロニック・アーツ(EA)社による人気シリーズのテレビゲーム「FIFA17」で自身が登場していることに喜ぶも、その能力値に苦笑しているようだ。8日にイングランドの『ドリームチームFC.com』が伝えている。
実際のサッカー選手たちの間でも人気のあるFIFA(国際サッカー連盟)の公式ライセンスゲーム「FIFA」シリーズ。ゲームだとはいえ、世界各国の実在選手の能力が数値化されているため、新たなバージョンの能力値が明らかになるたびに話題となる。
最新バージョンの「FIFA17」で登場したサーガーントもこのゲームに夢中になっている1人だが、ゲームの中で自分を使用してはいないようだ。その理由は、同選手がこのゲームで最も能力値の低い選手だからだという。
サーガーントは、「小さい頃からゲームの中に自分がいることを夢見ながら育ったよ。だからたとえ僕の能力値が低くても、FUT(人気モードの1つである“Ultimate Team”モード)のカードで僕の顔を見るのは素敵なことだ」と喜びを表現。しかし、その一方で「初めて僕の能力値を見た時には、僕以外使う人は誰もいないだろうと思った」と苦笑した。
「正直に言えば、僕でさえ普段ゲームをする時には使わないよ。不安だからね。僕のせいで試合に負けられないんだ」
そして、最後にサーガーントは「お願いだから、僕の能力値を上げてくれ」と「FIFA17」の開発者に向けて要求している。
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