標的となっていたイスラエル代表【写真:Getty Images】
現地時間12日に2018年W杯欧州予選のアルバニア対イスラエルの試合が行われる予定だが、この試合が行われる前に過激派組織ISISに関係する4人の人物がテロ計画容疑で逮捕された。8日にイスラエルメディア『エルサレム・オンライン』が報じている。
同メディアによると、この4人の容疑者はサッカーの試合を含めバルカン半島の複数の国でテロ攻撃を計画していたとのこと。これより前にはコソボで複数の容疑者が逮捕されている。
また、依然として脅威は残っているとしてイスラエルのテロ対策局が代表に対して試合に出場することを控えるよう助言しているとのこと。開催するスタジアムの変更、セキュリティの強化など行っているがテロの脅威は消えていないようだ。
現在、ISISが拠点を置くラッカなどでクルド人部隊などによる奪還作戦が行われている。それにより行き場を失った一部の人物が別の場所でテロ攻撃を計画しているのかもしれない。11月は各地で代表戦が行われるため、厳重なセキュリティを敷きたいところだ。
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