元フランス代表のカリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】
かつて、フランス代表、アーセナルで活躍したロベール・ピレス氏は、フランス代表に招集されないFWカリム・ベンゼマへの扱いが不当だと感じているようだ。8日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
同紙のインタビューに応じたピレス氏は、スキャンダルの渦中にありフランス代表から遠ざかっているベンゼマについて「不当だと思っている。だが、ディディエ・デシャン監督のことも尊重しなければいけない」と述べる。
そして「だが、元選手として、もし自分が監督ならばベンゼマを招集する。なぜなら彼は素晴らしい選手だからだ。この一件でベンゼマは学習したと思っている。デシャン監督は過去のことだと見定めなければいけない」と述べ、「ワールドカップ予選突破に向け、未来に向け何をするのか。もし彼がいれば次の大会でフランスの大きな力になるだろう」とベンゼマの必要性を訴えた。
また、現在43歳のピレス氏は、自身の指導者としての現場復帰について「今の時点ではノーだ。まずはライセンスを取らなければいけない。その後はどうなるかな」とコメントしている。
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