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パラグアイの至宝・35歳のサンタ・クルス、代表引退へ

text by 編集部 photo by Getty Images

ロケ・サンタ・クルス
パラグアイ代表のロケ・サンタ・クルス【写真:Getty Images】

 パラグアイサッカーを長年けん引してきたFWロケ・サンタ・クルスが同国代表からの引退を表明した。8日、パラグアイ紙『ウルティマ・オーラ』などが報じている。

 3度のワールドカップに出場し、32ゴールという同国代表のゴール記録を持つ35歳は、「簡単な決断ではなかった。しかし、いつかは決断をしなければならない。クラブでのプレーに専念する時だ。感情的にならないというのは不可能だ。だが、まだよくプレーできるうちに引退できるのは幸せな気分だ」とコメントしている。

 現在ワールドカップ南米予選で7位につけているパラグアイ代表は、ペルー、ボリビアとの戦いが控えており、メンバー入りしているサンタ・クルスは、この連戦後に代表を退くということだ。

 昨シーズン限りでスペインのマラガを退団し、現在は自身のキャリアをスタートとさせた、パラグアイの名門オリンピアでプレーするサンタ・クルス。2000年9月2日の代表デビュー以来、足かけ17年111試合に出場し、パラグアイ代表の顔としてチームを引っ張ってきたストライカーは、自らの花道をゴールで飾れるか。

【了】

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