アクセル・ヴィツェル【写真:Getty Images】
ゼニトのMFアクセル・ヴィツェルは、やはりユベントスへ移籍することになるようだ。選手本人が、母国ベルギーの『RTBF』で認めた。
ヴィツェルは今年夏の移籍市場でユベントスに加入する寸前だった。しかし、メディカルチェックのためトリノに入ったあとでゼニトが態度を一変させ、取引成立には至ってない。
それでも同選手への関心を失わなかったユベントスは、改めて獲得に迫っている。
ベルギー代表MFはこの話を歓迎しており、「ユベントスのようなクラブが僕への興味をなくさなかったのは本当にうれしいことだ」とコメント。加入時期は「1月になるか6月になるかは分からない」としながらも、ユベントスに「行くことは確かだよ」と明かした。
ゼニトは2017年6月30日までとなっているヴィツェルとの契約延長を試みたが、選手側が拒否した模様だ。クラブが移籍金の発生する冬に手放すことを決断すれば、1月にもヴィツェルのユベントス行きが実現する可能性がある。そうでなくとも、6月にはフリーでユベントスの一員になる見通しとなった。
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