本田圭佑【写真:Getty Images】
日本代表は8日、キリンチャレンジ杯・オマーン戦(11日)、ロシアW杯アジア最終予選・サウジアラビア戦(15日)に向け、茨城県内で練習を行った。
この日から合流した本田圭佑。10月のオーストラリア戦では1トップを務め、先制ゴールを演出している。最前線でも質の高いパフォーマンスを見せたが、「監督がメンバーを組んで悩んで決めると思う」と話す。さらに「普通に考えたら右の可能性の方があると思うし、そのイメージで準備したい」と続けた。
今回もヴァイッド・ハリルホジッチ監督と「しっかりコミュニケーション取ろうと思っている」と本田は言う。
「ポジションというよりもチームの戦い方について。個人的なポジションどうこうもそうだが、やはりチーム全体。そんなに時間もない中、どう実戦で結果を出すかにフォーカスを当てたい」
ドイツで奮闘中の大迫勇也も招集されている。ストライカータイプの選手が入ることになり、オーガナイズの面で変化もあるかもしれない。それについても本田は指揮官を信頼している。
「それは監督の方から話をしてくるんじゃないかなと。基本的にそういうことを包み隠さずする人なので。そういった構想は話してくれると思う」
所属するミランでは今なお出番に恵まれない本田だが、日本代表の大黒柱であることは変わらない。ハリルホジッチ監督も本田を信頼しているはずで、今シリーズも背番号4には出色のプレーが求められる。
(取材:河治良幸、文・構成:編集部)
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