グアム代表と韓国代表【写真:EAFF】
8日に香港フットボールクラブ競技場で行われたEAFF E-1 Football Championship 2017予選第2ラウンドの初戦は、アウェイの韓国代表がグアム代表に13-0の大勝を収めて好調なスタートを切った。
まずは、ジョン・ソルビンが開始9分にこの試合で4得点決めた内の1得点目を決める。ボックス内でイ・ミンアのパスを受けると、ゴール右上隅にそっとループシュートを放った。
その4分後には、ムーン・ミラが飛び出したグアムのGKソフィア・ガリードを交わして2-0とするゴールを決める。
そして17分には、オ・ヒジンが高く上げた足で頭部に打撃を受けたキャプテンのアンジェリカ・ぺレスが交代を余儀なくされ、マサカダ(グアム代表の愛称)にとってさらに状況が悪くなった。
ジョンとムーンはグアムの守備とガリードを翻弄し、圧倒。交互に得点を決めて最初の33分間に5得点を挙げる。ガリードは最善を尽くして相手を止めようとしたものの、相手の猛攻の前には歯が立たなかった。
前半終了間際にはイ・ミンアがPKを沈めてスコアを6-0にすると、後半開始3分後にはジョンが至近距離から2名のグアムのDFの間を抜けるグラウンダーのシュートを流し込み、この試合4得点目を決める。
さらに、カン・ユミ、チャン・セルギ、そしてイ・グンミンのゴールで追加点を加えた韓国だが、64分にはシュートではなく、チームメートとの衝突でGKジョン・ボラムが肩を怪我した時に潜在的な不安に襲われた。
試合が再開した少し後の70分にクォン・ウンソムが追加点を挙げると、79分にイ・ミンアがヘディングでこの試合2得点目を決める。そして86分にフリーでいたチョ・ソヒョンがゴールを決め、最後の仕上げをした。
今夏に第2ラウンド進出を果たしたグアム代表にとって、この結果は2年前の2015年大会の予選で韓国に15-0で敗れた時の記憶を蘇らせる大敗となった。
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