セバスティアン・ジョビンコ【写真:Getty Images】
メジャーリーグサッカー(MLS)にいる限り、FWセバスティアン・ジョビンコのイタリア代表復帰は難しいようだ。ジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督は、MLSを重要視していない。伊メディア『カルチョメルカート.it』などが、代表監督のコメントを伝えた。
2011年にイタリア代表デビューを飾ったジョビンコは現在29歳。2015年にトロントFCに加入すると、その年のリーグ年間最優秀選手に選ばれた。今シーズンも圧倒的な存在感を見せており、リーグ戦28試合を戦って17得点15アシストと好調である。
だが、代表監督には響いていない。ジョビンコ招集の可能性について問われたヴェントゥーラ監督は、「彼がプレーしているのは主要リーグではない」とばっさり。「ゴールの数は重要じゃない。彼のクオリティをもってすれば、そのリーグで違いを生むのは必然だからだ」と述べている。
最後の代表招集が2015年10月のジョビンコは先日、「代表に呼ばれたいけど、声がかからない」と嘆いていた。MLSでいくら輝きを放っても、ヴェントゥーラ監督には届かないのかもしれない。
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