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バロテッリ、“悪童”は卒業か。フランスで成熟中だと語る「別人になった」

text by 編集部 photo by Getty Images

マリオ・バロテッリ
ニースのFWマリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】

 リーグアンのニースに所属する26歳の元イタリア代表FWマリオ・バロテッリが、フランスで成長中であることを語った。5日に仏メディア『テレフット』のインタビューで答えている。

 これまで数々のクラブで問題行動を起こして“悪童”のレッテルを貼られ、その上ピッチでも期待を裏切り続けてきたバロテッリ。しかし今夏にニースに加入すると2得点を決める華々しいデビューを飾り、これまで今季のリーグ戦で6得点、公式戦全体では7得点を決めてチーム躍進の原動力となって活躍している。

 そして、チームは現在首位に君臨。幸先の良いスタートを切ったチームのこの現状について、バロテッリは「オレたちはリーグ優勝できるさ。そのためにオレはここにいる」と今季の抱負を語っている。

 しかし、まだ現状に満足はしているわけではないようだ。「オレがしていることはまだ十分なものじゃない」とバロテッリは述べると、「これからもっとゴールを決めたいね。調子は良いけどまだトップじゃない」と現状を告白。そして、「言葉でというよりもピッチでのパフォーマンスでチームをサポートしようとしている」と説得力のあるパフォーマンスでチームを牽引していきたい意思を語った。

 さらに、このような変化から「オレは1人の若者から一人前の男になったよ。これまでとは別人になった」と、人間としても成熟中であることを語っている。

 現地時間6日に行われたリーグアン第12節で今季初黒星を喫してしまったニース。この試合でバロテッリも活躍はできなかったが、フランスで選手としても人間としても成熟しつつあるようだ。

【了】

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