アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督【写真:Getty Images】
11月19日にレアル・マドリーのとのダービーマッチが控えているアトレティコ・マドリー。しかし、代表ウイークで大量の選手がチームを離れる状況にディエゴ・シメオネ監督は頭を抱えているようだ。7日、スペイン紙『アス』が報じている。
リーガ第11節でソシエダに敗れ4位に転落したアトレティコ。首位レアル・マドリーとは勝ち点差6の状況でのダービーとなる。これ以上引き離されないためにも絶対に落とせない一戦となるが、そのための調整ができないお家事情がある。
多くの各国代表選手を抱えるアトレティコは、レアル・マドリーを上回る、実に14選手がこの代表ウイークでチームを離れる。チームに残るのは、フェルナンド・トーレス、フアンフラン、ガビ、チアゴ、そして負傷中のガイタンといったわずかな選手だ。
特にディエゴ・ゴディン、フェリペ・ルイスら南米組はチーム合流が試合2日前の17日ということでより、タイトな状態でダービーに挑むことになる。
当然レアル・マドリーも多くの代表選手を抱えているため、条件は同じだろうが、リーグ戦でこの3試合で2敗というアトレティコのチーム状態を考えると、シメオネ監督は少しでも再建のための時間が欲しかった違いない。最悪のタイミングでダービーがやってきてしまったようだ。
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