インテルの新監督は、やはりステファノ・ピオリ氏になりそうだ。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。

　インテルは今月1日、成績不振でフランク・デ・ブール前監督を解任した。その後任には当初から元ラツィオ指揮官のピオリ氏の名前が挙がっていたが、最近では元ビジャレアル指揮官のマルセリーノ・ガルシア・トラル氏やジャンフランコ・ゾラ氏の可能性もささやかれていた。

　それでも、最終的にはピオリ氏を新監督に迎えることになるという。インテルは現地時間6日、クラブの公式サイトで「48時間以内に新監督を発表する」と声明を出した。同紙はピオリ氏の監督就任が「ほぼ確実」と記し、2018年までの契約にサインする用意ができた模様だと伝えている。

　51歳のイタリア人指揮官は豊富な経験があるものの、前所属のラツィオを除けば地方の強豪には属さないクラブを率いることが多かった。ピオリ氏がビッグクラブ特有の圧力に耐えられるかも気になるところだ。

　大きな注目を集める初陣は、同じミラノを本拠地とするミランとのミラノダービーになる見通し。ビッグマッチで浮上のきっかけをつかめるだろうか。

【了】