元レアル・マドリーのラウール・ゴンサレス氏【写真:Getty Images】
サッカー選手からランナーへと“転向“し、上々のデビューを飾った。現地時間6日に行われたニューヨーク・シティマラソンで元スペイン代表FWのラウール・ゴンサレスが完走を果たしたことを6日付のスペイン紙『アス』などが伝えている。
レアル・マドリーで長年にわたって活躍したラウール氏は、ドイツのシャルケやカタールでのプレーを経て、現役時代の最後にはアメリカでプレー。2部リーグに相当するNASLのニューヨーク・コスモスで1年間プレーし、昨年末に現役を引退した。
引退後のラウール氏はマラソンに熱意を燃やし、世界最大のマラソン大会のひとつであるNYシティマラソンを目標としてトレーニングを積んできた。6日に行われたレースの直前には「素晴らしい日がやってきた! 走る準備ができて、楽しみにしている。あとは脚が持ちこたえてくれるだけだ!」とツイッターで意気込みを見せて挑戦に臨んだ。
レース結果は3時間26分05秒というタイムでの完走。終始安定したペースで走り続けていたと伝えられている。なお米メディア『ESPNデポルテス』によれば、スペインの元サッカー選手としては現バルセロナ監督のルイス・エンリケ氏が現役引退翌年の2005年に同マラソンに参加し、3時間14分09秒というタイムだったとのことだ。
男子のNYシティマラソンの優勝者は、2015年世界陸上金メダリストでもあるエリトリアのギルメイ・ゲブレスラシエ。タイムは2時間7秒51だった。
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