クロトーネを破ったインテル【写真:Getty Images】
【インテル 3-0 クロトーネ セリエA 第12節】
イタリア・セリエA第12節が現地時間の6日に行われ、インテルはホームでクロトーネと対戦。終盤に3点を奪って3-0の勝利を収めている。インテルの日本代表DF長友佑都はベンチ入りしたが出場しなかった。
デ・ブール監督を解任したインテルは、この試合の前に新監督は決定せず。ヨーロッパリーグのサウサンプトン戦に続いてヴェッキ暫定監督が指揮を執った。
最下位に沈むクロトーネに対してなかなかゴールを奪うことはできなかったインテルだが、試合終盤を迎えた84分にようやく待望の先制点が生まれる。右サイドに大きく開いたスペースでイカルディからのパスを受けたペリシッチが自らゴール前まで持ち込み、落ち着いてシュートを流し込んだ。
その5分後にはエリア内でパスを受けたイカルディがDFフェラーリに倒されてPKを獲得。キャプテンをこれを自ら決めて2-0と突き放し、勝利を確実とする。
さらにアディショナルタイムの92分、エデルが右サイドからエリア内に持ち込んでクロスを入れると、イカルディが右足で蹴り込んで3点目。インテルのエースはこれで今季10点目となり、得点ランク首位のゼコに並んだ。
インテルは公式戦の連敗を2でストップし、暫定9位と順位表の上半分に浮上。新監督を迎える前に最悪の状態は脱することができたかもしれない。
【得点者】
84分 1-0 ペリシッチ(インテル)
88分 2-0 イカルディ(インテル)
92分 3-0 イカルディ(インテル)
【了】