下位からの脱出のヒントを得ることができただろうか。サンダーランドのデイビッド・モイーズ監督が選手たちとともに自動車工場を訪れた。3日、英紙『デイリー・ミラー』が伝えている。

　モイーズ監督らが訪れたのは地元サンダーランドにある日産の自動車工場。その目的は「選手たちにサポーターがどこからやってきて、どこで働いていて、どのくらいの時間働いているのかを知ってほしかった。そしてどれだけ幸せなことなのか気付いてほしい」と語るモイーズ監督。

　「日産はこの工場を何年もかけて大きくしてきた。そしてより多くの車を生産してきた。そのチームワークは信じられない」とコメントするモイーズ監督はロボットや社員の仕事ぶり、生産ラインを見学。その様子に圧倒されたようだ。

　開幕から10試合でいまだに勝ちがなく、勝ち点2に留まっているサンダーランド。「我々は夏に新たに多くの選手を獲得した。チームを作っているところだ」と語るモイーズ監督は、自動車工場からチーム浮上のきっかけとなるようなヒントを見つけ出すことができたのだろうか。

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