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ハリル監督、サウジ代表の“罠”に警戒「彼らはPKを誘うスペシャリスト」

text by 編集部 photo by Editorial Staff

ハリルホジッチ
日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督【写真:編集部】

 日本サッカー協会(JFA)は4日、親善試合のオマーン戦およびロシアワールドカップアジア最終予選のサウジアラビア戦(ともにホーム)に向けた日本代表メンバーを発表した。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は最終予選でグループ首位に立つサウジアラビア戦に向けた分析を進めているようだ。

 サウジアラビア代表が最終予選で奪った全8ゴールのうち、3ゴールがPKによるものだ。サウジアラビア代表は最終予選の序盤2試合で、この3つのPKを決めて連勝スタートを切っている。

 日本代表はUAE戦とオーストラリア戦でPKを取られていることから、ハリルホジッチ監督はサウジアラビア戦ではPKを与えないように注意しなければならないと語った。

「サウジアラビアはPKとFKを多くもらっている。彼らは50%がPKかFKによるゴールだ。これについては注意を深め、罠にかからないようにしなければならない。UAEとオーストラリアではPKで良い結果を得られなかった。PKがなければ、多くのことが変わっただろう。彼らはPKを誘うスペシャリストだ」

 また、オーストラリア戦で原口元気が献上してしまったPKについては、「悪夢のPKがなければ勝てた」とも強調している。

 日本はサウジアラビア戦に勝利すれば、そのほかの試合結果次第でグループ首位に立つ可能性もある。

【了】

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