中澤佑二【写真:Getty Images】
横浜F・マリノスに所属する元日本代表DF中澤佑二が、38歳にして偉大な記録を達成した。
3日に行われた明治安田生命J1リーグ2ndステージ第16節浦和レッズ戦に先発出場した中澤は、誰とも交代することなくフル出場。この結果、3年連続でリーグ戦の全試合フルタイム出場を成し遂げた。
残念ながら昨年のように警告と退場ゼロとはいかず、一度だけ警告を受けてしまった。しかし、センターバックながらクリーンな守備で退場や出場停止になることなく、また大きな怪我もなく無事に1年間を過ごしている。
身体能力の低下などが見えがちな38歳という大ベテランながら、全く衰えを見せない中澤。安定して良好なコンディションは日頃の抜かりない準備とケア、徹底した事故管理の賜物と言えるだろう。
なお、中澤以外にも浦和レッズの阿部勇樹と西川周作も3年連続の全試合フルタイム出場を果たした。昨季まで3年連続で同記録を達成していた名古屋グランパスのGK楢崎正剛は、1stステージ後半戦を欠場した影響で27試合の出場にとどまり4年連続全試合フル出場とはならなかった。
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