久々に得た出場機会、待望のCLデビュー
清武弘嗣はセビージャのユニフォームで久々の出場機会を得ることができた。ディナモ・ザグレブ戦のラスト15分、ガンソとの交代での出場ではあったが、試合後のホルヘ・サンパオリ監督の言葉は彼の意思表明だった。
アルゼンチン人指揮官は、リスクを孕んだ攻撃的哲学をチームに植え付けることに成功しており、その目的に適した選手たちを集めてきた。ナスリに絶頂期のプレーを取り戻させ、エヌゾンジやエスクデロといった選手たちも並外れたレベルの活躍を披露している。前述のガンソもチームに何を提供することができるかを示し始めた。今のセビージャは納得のパフォーマンスを見せ、楽しむことができている。次に期待されるのは清武だ。
クロアチアのチームとの試合でセビージャでのチャンピオンズリーグ初出場を果たした日本人選手について、サンパオリ監督は試合後にコメントしている。「サッカーの面でキヨが過ごしてきたこの時期は、他の選手たちの状況の変化との兼ね合いの中で捉えるべきものだった」と述べる元チリ代表監督は、代表招集が清武にとって両刃の剣であったことを隠そうとはしなかった。
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