マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
イングランドサッカー協会(FA)は2日、調査対象となっていたマンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督に対する処分を発表した。
モウリーニョ監督は、10月17日に行われたプレミアリーグ第8節のリバプール戦を前に、アンソニー・テイラー主審に関して不適切な発言を行ったとしてFAから調査対象とされていた。さらに29日に行われた第10節バーンリー戦では前半終了後に退席処分を受け、調査の結果によりスタジアムの通路内でマーク・クラッテンバーグ主審に対し侮辱的な言葉を発したことが判明していた。
FAは、テイラー主審に関する発言の件でモウリーニョ監督に対して5万ポンド(約636万円)の罰金処分および今後の振る舞いに向けた戒告処分を与えることを発表。また、バーンリー戦での行為に対しては1試合のベンチ入り禁止および8000ポンド(約102万円)の罰金処分が科されることになる。
この処分により、モウリーニョ監督は現地時間6日に行われる第11節スウォンジー・シティでベンチ入りが不可能となる。代表チームの試合によるリーグ中断を挟んで、11月19日の第12節アーセナル戦で復帰できる見通しだ。
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