元日本代表監督のイビツァ・オシム氏【写真:Getty Images】
政府は3日、秋の叙勲受章者4055人と外国人叙勲受章者96人を発表した。外国人叙勲では元日本代表監督で75歳のイビツァ・オシム氏が「旭日小綬章」を受章している。
オシム氏は2003年から2006年までジェフユナイテッド千葉で指揮を執り、2005年と2006年のヤマザキナビスコカップで優勝。
2006年には日本代表監督に就任したが、2007年11月に脳梗塞で倒れた後、監督を続けることが難しくなったため退任している。その後は日本サッカー協会のアドバイザーなどを務めるなど日本サッカー界の発展に尽力した。
受章に伴ってオシム氏は、2日付けのボスニア・ヘルツェゴビナメディア『ラジオ・サラエボ』に「2007年11月に健康上の問題が起きた。辞任しなければならなくなったが、私は日本サッカー協会に対して助言し続けると共に、日本とボスニア・ヘルツェゴビナとの間に共通理解を図ることを促進してきた」とコメントしている。
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