ユベントスは、欧州屈指の要塞のおかげで最終節を待たずにチャンピオンズリーグ（CL）の決勝トーナメント進出を決めることができるかもしれない。1日付の伊紙『ラ・スタンパ』が報じている。

　現地時間2日に行われるCL・グループステージ第4節でホームにリヨンを迎えるユベントス。この試合に勝利すれば決勝トーナメントへの進出が確定するユベントスにとって、チームの要塞である“ユベントス・スタジアム”で勝負することは優位な点であるようだ。

　ユベントス・スタジアムが2011年9月8日に開場して以来、ユベントスはCLのホーム戦でこれまで1度しか敗れたことがない。その試合が、現地時間2013年4月10日に行われたバイエルン・ミュンヘン戦だ。当時ユベントスは、現在同チームに所属するFWマリオ・マンジュキッチとFWクラウディオ・ピサーロ（現ブレーメン）のゴールにより0-2で敗れ、2試合合計0-4として準々決勝で敗退している。

　しかし、それ以降CLのホーム戦では負けてはおらず、現在バルセロナと並んで18戦無敗を維持。そのバルセロナも最後にホームで敗れた相手はバイエルンである。

　現在ユベントスとバルセロナの次に長い無敗を維持しているのが、14戦無敗のバイエルンだ。そして10戦無敗の昨季の欧州王者レアル・マドリーと続いていることから、いかに欧州屈指の要塞であるかが見て取れる。

　現在欧州で最も難攻不落の要塞の1つにリヨンを迎えるユベントス。CL決勝トーナメント進出を確定させるためには勝利が必須となるが、この要塞はチームにとって心強い味方となりそうだ。

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