マンチェスター・シティのセルヒオ・アグエロ【写真:Getty Images】
プレミアリーグの第10節が現地時間29日~31日にかけて開催され、その中から印象的なパフォーマンスを見せた選手の中からベストイレブンを選出した。
GK:トム・ヒートン(バーンリー)
DF:ベン・ミー(バーンリー)
DF:ニコラス・オタメンディ(マンチェスター・シティ)
DF:マイケル・キーン(バーンリー)
MF:モハメド・エルネニー(アーセナル)
MF:イルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ)
MF:ビクター・モーゼス(チェルシー)
MF:フィリペ・コウチーニョ(リバプール)
FW:エデン・アザール(チェルシー)
FW:アレクシス・サンチェス(アーセナル)
FW:セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・シティ)
監督:ショーン・ダイチ(バーンリー)
マンチェスター・ユナイテッドはホームに昇格組のバーンリーを迎え、スコアレスドローに終わった。ユナイテッドは試合を通じて37本のシュートを浴びせたが、ネットを揺らした回数はゼロ。ジョゼ・モウリーニョ監督は判定への異議で退席となり、エースのズラタン・イブラヒモビッチも不発、アンデル・エレーラは退場となるなど、散々な90分だった。
対するバーンリーは低調なユナイテッドを完封することに成功。イングランド代表にも選出される守護神ヒートンが立ちはだかると、DF陣も体を張ってゴールを阻止した。
2年ぶりのプレミア昇格となったが、第2節ではリバプールを撃破、さらに前節はエバートンも破るなど、ダイチ監督率いるチームは手堅くポイントを積み重ねている。
公式戦1ヶ月で勝利のなかったマンチェスター・シティは、7試合ぶりの白星となった。開幕6連勝でここまで首位を維持していたが、2位以下との差はほとんどなくなり、敗れれば首位陥落の可能性もあったがエースのアグエロがしっかりと仕事をこなした。
リーグ戦では8試合で7得点目となったが、ゴール自体は4試合ぶり。シティの10番は再びゴールの奪い方を思い出したかのようにこの試合で2得点を決めて復調を宣言した。
ギュンドアンもその得点能力の高さを見せつけ、2得点を奪うなどペップ・グアルディオラ監督にとって欠かせない存在となっている。
チェルシーからは、激しい運動量で攻守の要となり右ウイングバックのポジションを不動のものとしたモーゼス、相手DFを嘲笑う巧みなテクニックで先制点を奪ったアザールを選出した。
2得点を奪ったアーセナルのサンチェスも素晴らしかったが、攻撃陣にパスを供給し続けたエルネニーの活躍も見過ごせない。