ミランが関心を示しているFW岡崎慎司【写真:Getty Images】
ミランは、日本代表MF本田圭佑の代役として冬の移籍市場でレスター・シティに所属する日本代表FW岡崎慎司を獲得しようと画策しているようだ。31日に伊メディア『スカイ・スポルト』や『プレミアム・スポルト』など複数のメディアが報じている。
今季よりミランの指揮官に就任したヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の中で序列が低い本田。同監督が採用する4-3-3の布陣で本来のポジションではない右ウィングでプレーさせられている本田は、今季は僅かに3試合に出場のみでその内2試合はベンチスタートと出場機会が激減。さらに契約が来年の6月で切れることから、フリーで失わないためにもクラブはこの冬に売却を望んでいると報じられている。
そこで先日ミランの新スポーツディレクター(SD)に就任したばかりのマッシミリアーノ・ミラベッリ氏は、FWエムバイェ・ニアンやMFスソの代役と考慮されている本田の代役として岡崎に関心を示しているという。そして、退団が囁かれる本田と入れ替わる形で今冬に岡崎を連れて来たいようだ。
レスターと2019年6月まで契約が結ばれている岡崎は、今季は公式戦10試合に出場してすでに3得点をマーク。今季はFWジェイミー・ヴァーディやFWイスラム・スリマニと激しいポジション争いをしているが、ミラベッリSDはストライカーだけではなくウィングでもプレーが可能な岡崎の万能性を高く評価していると報じられている。
チーム指揮官のクラウディオ・ラニエリ監督を初め、チームメートからも「重要な選手」だと高く評価されている岡崎。そのような中、果たして本田の代役としてイタリアへ新天地を求めるだろうか。
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