クリスティアーノ・ロナウド(左)とサー・アレックス・ファーガソン氏(右)【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッド伝説の名将、サー・アレックス・ファーガソン氏が、愛弟子クリスティアーノ・ロナウドのバロンドール受賞に太鼓判を押している。31日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
同紙のインタビューに応じたファーガソン氏は、ロナウドのバロンドール獲得の可能性について「ロナウド以外にトロフィーを掲げるに相応しい人間を思いつかない。私が誇らしく思う瞬間の一つが、ユナイテッドがロナウドのキャリアの中にあることなのだ」と愛弟子の受賞を確信していることを述べる。
そして、「彼は素晴らしい1年を過ごした。レアル・マドリーでチャンピオンズリーグを獲り、ポルトガル代表でEUROを制した。EUROのファイナルでは負傷したが、タッチラインまで出て仲間を励ましていたね。それほどまでにトロフィーを掲げたかったのだ。素晴らしかった」とロナウドのこの1年を評価する。
さらに、「世界トップ選手の1人になるための彼の努力は、私にとって驚きではない。スターとは、ひとつは生まれ持つ才能と、そしてもうひとつ、より重要なのがパーフェクトな選手になるための、プロの仕事に必要とされるモラルを持つことだ」と述べ、「ロナウドはこの決意を持っていた。驚くべき規律で練習をしていた。この絶えることない強い思いが日々のトレーニングを駆り立てた。ユナイテッド時代の1人の若者は、皆のお手本だったのだ」とロナウドの影の努力を称賛している。
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