リーガエスパニョーラ首位のレアル・マドリー【写真:Getty Images】
現地時間30日に行われたリーガエスパニョーラ第10節でビジャレアルが敗れたことで、レアル・マドリーは今季リーガで唯一無敗を守っているチームとなった。スペイン、イングランド、ドイツ、イタリア、フランスのいわゆる欧州5大リーグで今季公式戦の無敗を続けている唯一のチームでもある。
マドリーは29日にアウェイでアラベスと対戦し、FWクリスティアーノ・ロナウドのハットトリックなどで4-1の快勝を飾った。一方で、マドリーと同じく前節まで無敗を守っていたビジャレアルは、MF乾貴士も先発したエイバルに1-2で敗れて今季リーガ初黒星を喫している。
リーガ以外の公式戦を含めても、マドリーは今季11勝4分けで無敗。ビジャレアルはリーガではエイバル戦が初黒星だが、8月のチャンピオンズリーグ(CL)予選でモナコにも敗れていた。
イングランド・プレミアリーグではトッテナムが5勝5分けで無敗を守っているが、CLやリーグ・カップの試合には敗れている。ドイツ・ブンデスリーガでは9試合を終えて首位バイエルン・ミュンヘン、2位RBライプツィヒ、3位ホッフェンハイムの3チームが無敗だが、いずれもCLやDFBポカールで敗戦を味わっている。ただしライプツィヒはDFBポカール1回戦でPK戦の末に敗退しており、120分間以内ではマドリーと並んで無敗を維持していることになる。
イタリア・セリエAでは首位ユベントスも含め全チームがすでに2敗以上を喫している。フランス・リーグアンではニースが9勝2分けの無敗で予想外の首位を快走しているが、ヨーロッパリーグではすでに2敗している。
マドリーは今後、現地時間11月2日にCLでレギア・ワルシャワと対戦。週末にはリーガでレガネスをホームに迎える。無敗記録をどこまで伸ばしていくことができるだろうか。
【了】