インテルのフランク・デ・ブール監督【写真:Getty Images】
現地時間30日にセリエA第11節が行われ、インテルはサンプドリアにアウェイで0-1の敗戦を喫した。同日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、この結果を受けてインテルがフランク・デ・ブール監督の解任を決断したとの見方を伝えている。
今季からインテルを率いているデ・ブール監督だが、序盤戦から苦しい戦いを強いられてきた。第7節からの3連敗で早くも解任の可能性が囁かれ、前節トリノ戦の勝利で”延命”に成功したものの、サンプドリア戦の黒星で再び危機的な状況に陥ったとみられている。
『ガゼッタ』は、「インテルでのフランク・デ・ブールの冒険は終わった。クラブはサンプドリア戦の敗戦後に彼の解任を決めた」と報道。あとは”いつ”解任するかを決めるだけだという。
デ・ブール監督は試合後に、「我々にはこの困難な状況を変えられるという自信がある」と諦めない姿勢を強調。クラブの決断については「クラブと話をしてくれ」と述べ、自分の仕事に集中したいと語った。
インテルは今後、11月3日にヨーロッパリーグでサウサンプトンと対戦。前回の対戦に続いて長友佑都と吉田麻也の”日本人対決”が期待される一戦となるが、インテルのベンチにデ・ブール監督の姿はあるのだろうか。
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