レアル・マドリーのガレス・ベイル【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは30日に、ウェールズ代表FWガレス・ベイルとの契約を2022年まで延長することが合意に達したと発表した。同日付の英紙『ガーディアン』は、ベイルの年俸額がチームメイトのFWクリスティアーノ・ロナウドを上回りチーム最高額になると報じている。
クラブは金額について具体的には明かしておらず、新契約によるベイルの年俸や契約解除金がどれほどの金額となるかは定かではない。事前の報道では、ベイルは契約延長にあたってC・ロナウドと同等の条件を要求しているとも言われていた。
だが『ガーディアン』によれば、ベイルの報酬額は手取りで週給35万ポンド相当額となり、28万8000ポンドのC・ロナウドを上回ることになるという。年俸に換算すれば、ベイルは年間約23億円、2022年までの6年間で約138億円を受け取る計算となる。
契約解除金はさらにとんでもない金額に設定されると報じられている。『ガーディアン』によればその金額は10億ユーロ(約1150億円)であり、C・ロナウドの現在の契約と並ぶ史上最高額となる。だが、金額はいずれも推定でしかない。英紙『デイリー・メール』は、ベイルの新年俸はC・ロナウドの現在の年俸を下回ると伝えている。
先日マドリーとの契約を延長したMFトニ・クロースやMFルカ・モドリッチ、今回新契約が合意したベイルらに続いて、C・ロナウドもクラブとの間で契約延長に向けた話し合いを行っているとみられている。ベイルの年俸がC・ロナウドを上回るものになったとしても、再びC・ロナウドが抜き返すことになるかもしれない。
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