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長友不出場のインテル、決定機活かせずサンプに敗戦。早くも今季5敗目

text by 編集部 photo by Getty Images

サンプドリア
サンプドリアのファビオ・クアリアレッラ【写真:Getty Images】

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【サンプドリア 1-0 インテル セリエA 第11節】

 イタリア・セリエA第11節が現地時間の30日に行なわれ、インテルはアウェイでサンプドリア対戦。前半終了間際に1点を奪われ、0-1で敗れる結果となった。

 アタランタ戦、トリノ戦とここ2試合連続の先発出場を果たしていたインテルの日本代表DF長友佑都だが、この試合はベンチスタート。長友に代えてサントンが入ったのが前節からの唯一のメンバー入れ替えとなった。

 試合はホームのサンプドリアが前半から高いインテンシティーでインテルを苦しめる。13分にはムリエルの決定的なシュートがわずかにゴール右に外れ、29分にはCKに合わせたバレートのシュートがポストを叩くなどインテルのゴールを脅かした。

 インテルにも決定機はあったが、39分にはブロゾビッチの強烈なシュートがクロスバーをかすめる。エデルとイカルディの”元サンプドリア”2トップがカウンターからゴールに迫った場面でも決められず。チャンスを物にできない形が続くと、前半終了間際にはサンプに先制点を許すことになった。

 44分、ブルーノ・フェルナンデスがエリア手前でボールを持ち、左サイドのリネッティへ。リネッティはトラップで中央へ持ち込もうとしたが、足元を離れたボールがクアリアレッラへのラストパスとなり、33歳のベテランFWが今季3点目のゴールを蹴り込んだ。

 1点を追うインテルは後半、パラシオやペリシッチも投入して同点ゴールを狙いにいくがチャンスを活かすことができない。最大のチャンスはアディショナルタイムの91分、ゴール前の混戦からパラシオが押し込もうとしたシュートはクロスバー下部を叩き、惜しくもゴールラインを割っていないことがゴールラインテクノロジーで確認された。

 試合はそのまま1-0で終了。インテルはトリノ戦での勝利を良い流れに繋げることができず、今季5敗目で再び順位表の下半分に転落してしまった。

【得点者】
44分 1-0 クアリアレッラ(サンプドリア)

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【了】

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