レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのDFマルセロは、アラベス戦でハットトリックの活躍を見せたクリスティアーノ・ロナウドについて「彼はゴールよりも勝利を喜んでいる」とコメントしている。29日、スペイン紙『アス』が報じている。
アラベス戦までリーグ戦6試合で2ゴールとなかなかゴールを決められないことや、エゴイスティックなプレーが改めて批判を浴びていたロナウドについて盟友マルセロは「ストライカーとは、ゴールを決めるために生きているようなものだから、彼が自分自身に腹を立てていたのはもっともだ。彼は今日の活躍に喜んでいる。だが、ゴールを決めたこと以上に勝ったことを喜んでいる」と述べる。
またMFマテオ・コバチッチもロナウドについて「私はずっと彼がいい状態だと思っている。彼は勝利を喜んでいる。一番大事なのは彼がゴールを決めたことより、勝利したことである」とマルセロ同様に、ロナウドが何よりもこの日の勝利に喜んでいることを語っている。
非難が高まるなかでハットトリックという答えを出すあたりはさすがロナウドといったところだ。そして、一番近くにいるチームメイトたちが、勝利を祝う彼の様子を伝え、エゴイスティックと批判するメディアにクギを刺していることからも、ロナウド批判は沈静化しそうな様相だ。
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