勝ち越し弾を決めたFWゴンサロ・イグアイン【写真:Getty Images】
【ユベントス 2-1 ナポリ セリエA 第11節】
イタリア・セリエA第11節が現地時間の29日に行なわれ、ユベントスはホームでナポリと対戦。ゴンサロ・イグアインなどのゴールにより、ユベントスが2-1で勝利を収めている。
首位を独走するユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、ディバラが現在負傷離脱中のため前節と同じくイグアインとマンジュキッチの2トップによる3-5-2の布陣を起用。今季に“禁断の移籍”をしたイグアインにとって、この試合は昨季まで所属していた古巣ナポリとの初対戦となる。
一方、長期離脱しているミリクに加えガッビアディーニも出場停止でストライカーに欠くナポリのマウリツィオ・サッリ監督は、前節と同じくインシーニェ、メルテンス、カジェホンの3トップでこの試合に挑んだ。
前半は均衡した試合が続く。39分には怪我をしたキエッリーニが交代を余儀なくされ、クアドラードが入って布陣が4-3-3に変更。しかし両チーム共に決定機はあまり訪れず、スコアレスドローで前半を折り返す。
すると50分に試合が動く。右CKからのこぼれ球をナポリのグラムがクリアミス。そこで詰めていたボヌッチがボールをネットに突き刺し、ユベントスが待望の先制に成功した。
そしてナポリもすぐに反撃に出る。55分、バイタルエリアからインシーニェがゴール前に浮き球を上げると、抜け出したカジェホンが冷静にゴール左隅に流し込み、試合を振り出しに戻した。
そして迎えた70分、ユベントスが勝ち越しに成功する。イグアインがゴール前に浮き球を上げると、そのこぼれ球を走り込んで来たイグアインがゴール右隅に流し込み、古巣相手にリーグ戦4試合ぶりのゴールを決めた。
結局、そのまま1点のリードを守り切ったユベントスが2-1で勝利。この勝利により2連勝を飾ったユベントスが首位をキープしている。
【得点者】
50分 1-0 L・ボヌッチ(ユベントス)
54分 1-1 J・カジェホン(ナポリ)
70分 2-1 G・イグアイン(ユベントス)
【了】