PSGのマルコ・ヴェッラッティ【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)のイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティは、パリを離れることも考え始めているのかもしれない。代理人が28日に伊メディア『Raiスポーツ』に移籍の可能性を示唆した。
イタリア代表とPSGの期待を背負う23歳の司令塔ヴェッラッティだが、ここのところはトラブルが相次いでいる。試合での途中交代を巡ってウナイ・エメリ監督に不満をぶつけたことが話題になったのに続いて、SNSに“喫煙写真“を掲載してしまったことも問題視されている。
代理人のドナト・ディ・カンプリ氏は、そういった問題を取り上げてヴェッラッティを批判するフランスメディアに不満な様子だ。「批判を読むと愕然とさせられる。フランスの記者たちは、マルコがパリでプレーすることを名誉に思い、聖母に感謝するべきだ」と述べている。
状況が変わらなければ、移籍も視野に入れることになると代理人は主張している。「このまま続いていくようなら、パリを去るのに良い機会ということになるだろう。メディアだけではなく、彼を批判する他の関係者たちも、サッカーのことを全く分かっていない。私は、そういった者たちとは違う考えを持つ別のクラブや別の監督たちと話をしている」
ヴェッラッティにはユベントスやミランなどが関心を抱いているとも噂される。PSGで5シーズン目を迎えているMFは、母国イタリアに帰還することになる可能性もあるのだろうか。
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