アレッサンドロ・フロレンツィ【写真:Getty Images】
現地時間26日に行われたセリエA第10節のサッスオーロ戦で負傷したローマのMFアレッサンドロ・フロレンツィは、左膝前十字じん帯断裂と診断され手術を受けた。
これまで4シーズン連続リーグ戦30試合以上出場という鉄人ぶりでローマを支えてきた生え抜きの人気者だが、トレーニング再開まで約3ヶ月、試合への復帰には4〜5ヶ月かかると見られている。チームには大打撃だ。
しかし、フロレンツィ本人はこの大怪我すらもポジティブに捉えている。手術後の28日午後に自身のツイッターやインスタグラムを更新し、ファンへメッセージを送った。
「いつも笑顔で! 手術は成功した。もうすでに自分の復帰までのカウントダウンを始めているよ! フォルツァ・ローマ! そしてすべての人々に今一度感謝したい」
負傷直後は涙を流してルチアーノ・スパレッティ監督に「じん帯をやってしまったようだ」と告げていたフロレンツィ。すぐに検査結果を受け入れ、復帰に向けて頭を切り替えるメンタルの強さが安定感抜群のプレーを見せられていた要因かもしれない。
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