サンダーランドのデイビッド・モイーズ監督【写真:Getty Images】
イングランドサッカー協会(FA)は28日、サンダーランドのデイビッド・モイーズ監督が審判に対して不適切な発言を行ったとして、処分を下すかどうかの調査対象とすることを発表した。
現地時間26日に開催されたイングランド・リーグ・カップ4回戦の試合で、サンダーランドはサウサンプトンと対戦。0-1の敗戦に終わったこの試合で、モイーズ監督は終了間際に退席処分を受けていた。
モイーズ監督の退席に繋がったのは、サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也のプレーだった。吉田がサウダーランドのFWヴィクター・アニチェベに対して仕掛けたタックルはPKが取られるべきだったとして、モイーズ監督は激しく抗議。第四審判に向けて不適切な言葉を吐いたことで退席を命じられた。
試合後にもモイーズ監督の不満は収まらず、「もう一度あのシーンを見直せばファウルだとわかる。ヨシダはヴィクターに対してファウルを犯した。明確なPKだったよ」と判定への不満を口にしていた。
調査の結果により、モイーズ監督にはベンチ入り禁止や罰金などの処分が下される可能性がある。同監督には現地時間11月1日18時までにFAに異議申し立てを行うことが認められている。
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