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ユーベの仏代表DFが反差別を訴えた方法は…”パンダの着ぐるみでダンス”

text by 編集部 photo by Getty Images

パトリス・エブラ
ユベントスのパトリス・エブラ【写真:Getty Images】

 ユベントスのフランス代表DFパトリス・エブラは、サッカー界から人種差別をなくしたいという思いを独特の方法で訴えた。パンダの着ぐるみをつけてダンスをする様子の動画を、ソーシャルメディアの自身のアカウントで投稿している。

 エブラは27日にインスタグラムに投稿した動画の中で、パンダの着ぐるみ姿で音楽に乗せてダンスをする姿を披露。最後は着ぐるみの頭を外して素顔を出し、胴体はそのままパンダという何とも可愛い姿を見せた。

 だが、そこには真剣なメッセージが込められている。「僕のようにパンダになろう! ブラックで、ホワイトで、アジアンで、太っちょだ。人種差別に『ノー』! この動画を見たあとで人種差別主義者にはなれないだろう?」とエブラはコメントを添えた。

 エブラはマンチェスター・ユナイテッドに所属していた2011年に、当時リバプール所属のFWルイス・スアレス(現バルセロナ)から人種差別的な発言を受けたとして、両者の衝突が大きな騒動となった。今ではその敵対関係も水に流した様子で、先日スアレスが欧州ゴールデンシューを受賞した際にはエブラは祝福のコメントを述べていた。

【了】

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