かつてインテルやフィオレンティーナ、マンチェスター・シティなどで指揮を執ったロベルト・マンチーニ氏が、今夏の移籍市場でリーグアンのニースに加入した26歳の元イタリア代表FWマリオ・バロテッリについて言及した。27日に英メディア『ESPN FC』が報じている。

　マンチーニ氏がインテルを率いていた2004年から2008年の間に、バロテッリを指導した経験がある。同クラブで活躍したことがきっかけで代表チームにも招集されるようになった。ただ、それ以降、様々なクラブで練習遅刻や交通違反など度重なる問題行動を起こしてきた。

　バロテッリについてマンチーニ氏は「彼は馬鹿な男だよ」と愛情を込めて罵った後、「彼は私の息子と同じ年齢だ。セリエAでデビューしたのは非常に早かったね。彼は才能がある青年なんだ。だが、全ての若者と同じように時に愚かなことをしてしまう。そのような事がなければ若者とは呼べないね」と語った。

　続けて「選手として彼はファンタスティックだよ。信じられないほどのクオリティがある。だからフランスで、代表チームにいた頃のレベルを取り戻せるはずさ。彼は偉大な男なのだから」と、バロテッリに期待を寄せていることを明かした。

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